このページについて
各記事で日付や経緯を確認するために参照した資料と、記事の中に出てくる用語をまとめています。
このサイトでは、記事から外部サイトへのリンクを張らない方針にしています。参照した資料は、媒体名・記事名・公開時期を文字で記載しました。気になる方は、記事名で検索してみてください。例外として、国民生活センターや消費者庁など、政府機関の公表資料だけはリンクを付けています。
記事ごとの参考資料
連載:2013年のスパムサイト戦記
連載は、運営者本人の記憶と、黒歴史展示室に保存している旧ページ(ファイルの日付、本文、リンク構造)をもとに書いています。PageRankや検索アルゴリズムの経緯は、下の「アルゴリズム史×個人サイト」と同じ資料で確認しました。
パンダとペンギンの時代
- ランクエスト「Googleのパンダアップデートとは?概要やペンギンアップデートとの違いを解説」(2025年):パンダが英語圏で2011年2月に始まり、日本には2012年7月に導入されたこと。
- ウィルゲート「『パンダとペンギンアップデート』の違い」(2026年):ペンギンが2012年4月に始まり、2016年9月の更新を最後にコアアルゴリズムへ統合されたこと。
偽装PageRankと最後のツールバー更新
- ASCII.jp「Google(ようやく)ツールバーから PageRank 表示機能を削除」(2016年3月):ツールバーPageRankが2013年12月を最後に実質的に更新を終えていたこと、表示機能の削除。
- 海外SEO情報ブログ「Google、ツールバーのPageRankを完全に廃止」(2016年3月):2014年10月にJohn Mueller氏が今後の更新はないと述べていたこと。
- Ahrefs「Google PageRank とは?」:最後の更新が2013年12月6日、削除が2016年3月7日であること、ツールバーの公開が2000年12月であること。
WELQ騒動と医療・健康アップデート
- BuzzFeed Japan「Google検索から不正確な医療情報が消える」(2017年12月):2017年12月の医療・健康アップデートと、その変動の大きさ。
- HERO Biz「Googleの『医療や健康』アップデートに見る専門家の優位性」(2017年12月):2016年11月末のWELQ閉鎖(計10サイト)と問題点、2017年2月の日本語検索の品質向上。
2024年、手口に名前が付いた
- Google 検索セントラル ブログ「2024 年 3 月のコア アップデートとスパムに関する新しいポリシーについてウェブ クリエイターが知っておくべきこと」(2024年3月5日):コアアップデートと新しいスパムポリシーの発表。
- 海外SEO情報ブログ「Google、2024年3月のスパムアップデートを開始」(2024年3月):「サイトの評判の不正使用」が2024年5月5日から適用され、ほかの2つは先に適用されたこと。
なぜ人は怪しい水に引き寄せられるのか
- 国民生活センター「容器入り及び生成器で作る、飲む『水素水』」(2016年12月15日、PDF):水素水に公的な定義がないこと、溶存水素濃度が商品によってさまざまなこと、特定保健用食品や機能性表示食品の許可・届出がないこと、相談件数(2011年度以降、2016年9月末までに2,260件)。
- 消費者庁「水素水生成器の販売・レンタルサービスの提供事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について」(2021年3月)
- 弁護士ドットコムニュース「健康効果うたう『水素水』、国民生活センターが業者に改善要望」(2016年12月):2016年3月に消費者庁が水素水の効果に関する不実告知を理由に業務停止命令を出していたこと。
- 広告コンプライアンスの専門ブログ(フィデス)の解説記事(2017年、2021年):2017年3月に水素水などを販売する3社へ景品表示法の措置命令が出されたこと。措置命令の日付は資料によって記載が異なるため、本文では「2017年3月」としています。
用語解説
PageRank(ツールバーPageRank)
Googleが検索システムの内部で使っている、ページの評価の仕組みです。そのデータを0から10の数字にして、ブラウザのツールバーで誰でも見られるようにしていたものを、ツールバーPageRankと呼びます。数字は数か月に一度しか更新されず、2013年12月を最後に更新が止まり、2016年3月に表示そのものがなくなりました。
オールドドメイン(中古ドメイン)
以前に誰かが使っていて、期限切れなどで手放されたドメインです。過去のサイトに向けた被リンクが残っていることがあり、当時はPageRankの数字によって値段が付けられて売買されていました。
ドロップキャッチ
更新されずに期限が切れたドメインは、猶予期間を経て削除され、再び誰でも登録できる状態に戻ります。これを「ドロップ」と呼び、その瞬間を狙って登録することを「ドロップキャッチ」と呼びます。
偽装PageRank
ドメインをPageRankの高いサイトへ一時的に転送しておき、ツールバーの更新時に転送先の数字を表示させる手口です。見かけの数字は高くても、そのドメイン自体に評価が溜まっているわけではありません。
サテライトブログ
本命のサイトに被リンクを送るためだけに作る、周辺のブログのことです。当時は無料ブログサービスで大量に作られました。自作自演のリンクにあたり、Googleのガイドラインに反します。
文章の差し替えツール
元の文章の単語や言い回しを、確率でランダムに入れ替えて、少しずつ違う文章を大量に作るツールです。当時はサテライトブログの記事づくりに使われていました。
ワードサラダ
文としては成り立っているように見えても、全体では意味の通らない文章のことです。狙ったキーワードを文中に何度も出すために、無関係な文をつなぎ合わせて作られました。展示室の給水器の設置が標本です。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
広告を出したい企業と、広告を掲載するサイト運営者を仲介するサービスです。サイト運営者は、ASPに登録された広告の中から載せたいものを選び、成約に応じて報酬を受け取ります。
情報商材
稼ぎ方や恋愛のノウハウなどを、PDFや動画などの形で販売する商品です。アフィリエイトの報酬が高く設定されることが多く、当時は一攫千金を狙うアフィリエイターが多く扱っていました。
景品表示法・医薬品医療機器等法(薬機法)
景品表示法は、商品やサービスを実際より著しく良く見せる表示(優良誤認)などを禁じる法律です。医薬品医療機器等法は、医薬品として承認されていない商品について、病気の治療や予防などの効能をうたうことを制限しています。展示ページの健康に関する記述の多くは、いまの基準ではこうした法律に抵触するおそれのある内容です。
noindex
検索エンジンに、そのページを検索結果に載せないよう伝える設定です。このサイトでは、誤った健康情報を含む展示ページが検索結果に単独で出回らないよう、展示ページにこの設定をしています。